本記事では、広尾学園中学校(以下、広尾学園)の学校概要や帰国生入試の情報をご紹介します。
帰国生入試については、広尾学園の偏差値や合格ラインも詳しくご説明していますので、受験をお考えのご家庭はぜひ参考になさってください。
今後の進路を検討される際の一助となれば幸いです。
目次
広尾学園中学校について
広尾学園は、将来を見据えた多様なコースが揃っており、生徒一人ひとりの希望に応じた進路をサポートしています。
本科コースでは、東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、国公立・私立大学の医学部などへの進学を目指します。
医進・サイエンスコースでは、6年間を通して国内外の医系・理系大学への進学を目指し、インターナショナルコースは、英語圏からの帰国子女に人気のコースです。
インターナショナルコースには、アドバンストグループとスタンダードコースの2種類があり、特にアドバンストグループでは、すでに高い英語力を持つ生徒を対象に、すべての授業を英語で実施し、将来的には海外の有名大学への進学を目指します。
なお、TOEFL iBTでスコア90以上の場合はEnglishの試験が免除になります。
広尾学園中学校の基本情報
以下に、広尾学園の基本情報をご紹介します。
広尾学園中学校の基本情報 | ||
所在地 | 〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-14 >>Googleマップ |
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募集人数 | インターナショナル(アドバンストグループ)コース:25名 本科/医進・サイエンス/インターナショナル(スタンダードグループ)コース:10名 |
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受験資格 | 公式HPをご確認ください | |
受験料 | 25,000円 |
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広尾学園中学校の偏差値
以下に、広尾学園の偏差値をご紹介します。
広尾学園中学校の偏差値 | |
男子 | 女子 |
61 | 61 |
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広尾学園中学校の選考方法
以下に、広尾学園の選考方法をご紹介します。
広尾学園中学校の選考方法 | ||
入試科目 | 【インターナショナル(アドバンストグループ)】 English, Mathematics, Japanese & Interview 【本科/医進・サイエンス/インターナショナル(スタンダードグループ)】 国語・算数・面接 |
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試験時間 | 【インターナショナル(アドバンストグループ)】 8時30分:集合 8時40分〜9時30分:English 9時40分〜10時30分:Mathematics 10時40分〜11時10分:Japanese 11時20分〜:Interview 【本科/医進・サイエンス/インターナショナル(スタンダードグループ)】 8時30分:集合 8時40分〜9時30分:国語 9時40分〜10時30分:算数 10時40分〜:面接 |
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配点 | 【インターナショナル(アドバンストグループ)】 English:100点 Mathematics:50点 Japanese:50点 ※TOEFL iBTでスコア90以上の場合はEnglishの試験が免除になります 【本科/医進・サイエンス/インターナショナル(スタンダードグループ)】 国語:100点 算数:100点 |
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2025年度:広尾学園中学校の入試結果
以下に、2025年度の広尾学園の入試結果をご紹介します。
インターナショナル(アドバンストグループ)の入試結果
2025年度:広尾学園中学校【インターナショナル(アドバンストグループ)】の入試結果 | ||||||
受験者 | 合格者 | – | ||||
男子 | 女子 | 合計 | 男子 | 女子 | 合計 | 倍率 |
86 | 101 | 187 | 28 | 27 | 55 | 3.4 |
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本科/医進・サイエンス/インターナショナル(スタンダードグループ)の入試結果
2025年度:広尾学園中学校【本科/医進・サイエンス/インターナショナル(スタンダードグループ)】の入試結果 | ||||||
受験者 | 合格者 | – | ||||
男子 | 女子 | 合計 | 男子 | 女子 | 合計 | 倍率 |
110 | 81 | 191 | 47 | 21 | 68 | 2.8 |
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広尾学園中学校の合格ライン
広尾学園の帰国生入試の得点は公表されていません。
ただし、過去の受験者データや入試概要から、合格の目安となる点数を推測することは可能です。
医進・サイエンスコース、インターナショナルコースはいずれも難関であり、合格には最低でも7割程度の得点が求められます。
確実に合格圏に入るためには、8割以上の得点が一つの目安となります。
広尾学園中学校を志望校に検討する方へ
広尾学園は、帰国生の学びを丁寧に支える体制が整っており、英語力を活かして海外大学を目指す生徒にも、国内の難関大学や医学部を志す生徒にも、それぞれに合った学びの場が用意されています。
グローバル教育や探究型学習への取り組みも充実しており、多くの生徒が将来を見据えて意欲的に学んでいます。
その一方で、どのコースも競争率が高く、入試の難易度は決して低くありません。
過去問対策はもちろん、英語資格のスコア取得や面接練習など、早めの準備が合格への近道となります。
自分の志望や得意分野に合わせて、どのコースが適しているかをじっくり検討し、計画的に対策を進めることが大切です。
6年間を有意義に過ごせるよう、本記事がご家庭の進路検討に少しでもお役に立てば幸いです。