本記事では、立教女学院中学校(以下、立教女学院)の学校概要や帰国生入試の情報をご紹介します。
帰国生入試については、立教女学院の偏差値や合格ラインも詳しくご説明していますので、受験をお考えのご家庭はぜひ参考になさってください。
今後の進路を検討される際の一助となれば幸いです。
目次
立教女学院中学校について
立教女学院は、東京都杉並区にある私立の女子中高一貫校で、1907年に創立されました。
キャンパスは京王井の頭線の三鷹台駅からすぐの場所にあり、緑豊かで静かな環境が整っています。
中高6年間を通して、知識だけでなく人間性や国際感覚を育てる教育が行われており、毎朝の礼拝や聖書の授業など、キリスト教に基づいた日常の中で自然に心を育むことができます。
また、ユネスコスクールにも加盟しており、国際交流や平和学習にも積極的に取り組んでいます。
進学実績では、立教大学への内部推薦をはじめ、早稲田・慶應・上智など難関私大や国公立大学への合格者も多数おり、確かな学力とともに、進路の選択肢も広がっています。
2025年度より、立教女学院の帰国生入試制度にいくつかの変更が加えられました。
まず、これまで12月に実施されていた帰国生入試は廃止され、一般入試と同じ2月1日に実施されることになりました。
試験科目についても見直され、国語・算数の2科目による選抜となり、問題は一般入試と同一のものが使用されます。
従来行われていた作文や面接は実施されなくなりました。
また、出願資格のうち、帰国後の年数については「1年以内」に短縮されました(従来は2年以内)。
一方で、海外での在留期間については「継続して2年以上」とされる点はこれまでと変わりません。
募集人員は引き続き「若干名」とされています。
これらの変更により、帰国生入試はより一般入試に近い形で実施されることになり、十分な学力対策が必要とされるようになりました。
受験を検討されている方は、早めに準備を進めておくと良いでしょう。
立教女学院中学校の基本情報
以下に、立教女学院の基本情報をご紹介します。
立教女学院中学校の基本情報 | ||
所在地 | 〒168-8616 東京都杉並区久我山4-29-60 >>Googleマップ |
|
募集人数 | 若干名 | |
受験資格 | 公式HPをご確認ください | |
受験料 | 30,000円 |
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立教女学院中学校の偏差値
以下に、立教女学院の偏差値をご紹介します。
立教女学院中学校の偏差値 | |
58 |
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立教女学院中学校の選考方法
以下に、立教女学院の選考方法をご紹介します。
立教女学院中学校の選考方法 | ||
入試科目 | 国語・算数 | |
試験時間 | 国語・算数 各45分 | |
配点 | 国語・算数 各90点 |
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2025年度:立教女学院中学校の入試結果
以下に、2025年度の立教女学院の入試結果をご紹介します。
2025年度:立教女学院中学校の入試結果 | ||||||
受験者 | 合格者 | 倍率 | ||||
15 | 8 | 1.9 |
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立教女学院中学校の合格ライン
立教女学院の帰国生入試における得点は公表されていません。
ただし、過去の受験者データや入試概要から、おおよその合格ラインを推測することは可能です。
立教女学院は人気のある女子校の一つであり、立教大学への内部推薦に加えて、早稲田・慶應・上智などの難関私大や国公立大学への合格者も多く、帰国生にとっても魅力的な進学先となっています。
こうした背景から、合格には少なくとも7割程度の得点が必要と考えられます。
確実に合格圏に入るためには、8割以上の得点を目指すことが一つの目安となるでしょう。
立教女学院中学校を志望校に検討する方へ
受験という大きな節目に向かう中で、志望校の情報を集め、自分に合った学校を見極めることは、未来の可能性を広げる第一歩です。
立教女学院は、豊かな自然と落ち着いた雰囲気の中で、学びや日常生活を丁寧に積み重ねることができる学校です。
帰国生にとっても、国際的な視野を保ちつつ、日本の学校生活にスムーズに馴染める環境が整っています。
2025年度の制度変更を経て、学力がより重視される入試へと変化しましたが、その分、日々の学習の積み重ねが確実に結果に結びつくフェアな入試とも言えます。
今後の目標をしっかり見据え、自信をもって準備を進めていくことが大切です。
本記事が、志望校としての立教女学院をより深く知る手がかりとなり、皆さんの受験準備の一助となることを願っています。